<ドクターエディ・ラボ> 効果的な論文構成とは?(2)序論と研究方法について

■2014年02月12日


 

アカデミック・コミュニケーションの教授Dr. Eddyが、医学論文のジャーナル投稿に関するイロハをやさしく解説するドクターエディ・ラボ。シリーズ10では、効果的な論文構成について説明します。
効果的な論文構成とは?(2)序論と研究方法について 

 

(1)序論の書き方

序論とは、「何を研究しているのか」、「その研究をしている理由」について論じる部分です。研究と課題設定の背景を明確に提示するためにこのセクションを利用します。なぜなら、多数の読者があなたの研究の重要性を即座には理解しない可能性があるからです。そこで、この序論を書くときは読者のことを念頭に置きましょう。一般的な用語を用い、論理は詳しく説明し、読者があなたの研究の課題や目的を理解できるようにします。

 

序論:守るべきチェックポイント

そこで、序論において守るべきポイントを以下リストとしてまとめました。

  • 研究に着手した理論的根拠を述べる
  • あなたの研究が関連分野にいかに大きな貢献ができるのか、また、学問を前進させられるのかを説明する
  • 研究課題を明確に述べる
  • 研究の基となる理論的枠組みを説明する
  • 主張を裏付けるために、他の研究を引用して、あなたの研究で理解あるいは解決しようとしている課題または問題の背景を示す
  • 該当トピックについての現時点での認識を、それが適切であるとみなす先行研究を引用しながらまとめる
  • 該当トピックに関して過去に出版された全ての研究をレビューする

 

(2)研究方法の書き方

あなたの研究の独自性が最も出るのがこのセクションです。研究方法を書くときの第一の基本は、それが再現可能であることです。言い換えると、別の研究者が、あなたの研究論文に述べられた研究方法に従い、その研究結果を再現することができるということです。それほど詳細に書かれていなければいけないということです。

 

研究方法:守るべきチェックポイント

  • 研究の方法、手法、器具の全ての詳細を示す
  • 実験装置の写真や図解を含める
  • 質問や調査、その他データ収集の手段を記述する
  • 分析方法や手段の有効性と信用性を裏付けする研究を示したり引用したりする
  • 研究の設備や環境を記述する
  • 分析方法とそれを選択した理由を説明する
  • 研究方法の記述が長くなるのを避けるためだけに重要な詳細事項を省かない

以上、序論と研究方法について解説しました。次回の記事では実験結果、考察、結論について解説します。

 

 

過去記事

<ドクターエディ・ラボ>効果的な論文構成とは?(1)論文構成について

 

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