<ドクターエディ・ラボ>ジャーナルが論文をリジェクトする理由とその対策について(2)リジェクトの一般的な理由(後半)

■2013年08月12日


 

アカデミック・コミュニケーションの教授、Dr. Eddyが医学論文のジャーナル投稿に関するイロハをやさしく解説するドクターエディ・ラボ。シリーズ6では、ジャーナルが論文をリジェクトする理由とその対策について解説します。
<ドクターエディ・ラボ>ジャーナルが論文をリジェクトする理由とその対策について(2)リジェクトの一般的な理由(後半) 

 

前回、(1)独創性や斬新性などの欠落、(2)ジャーナルとのミスマッチ、(3)研究デザイン内の不備、についてそれぞれ紹介しました。前回に引き続き、リジェクトの理由を説明します。

 

(4)雑な文章の書き方構成

  • 実験方法の記述が不十分
  • 考察が解釈ではなく、単に実験結果で述べた事の繰り返し
  • 研究の理論的根拠の説明不足
  • 文献レビューが不十分
  • 研究データを支持しているように見えない結論
  • 研究に大局的な道筋が立てられていない
  • 研究した課題の背景を立証していない序論

説得力があり合理的な主張を論文内で提示することは著者にとって非常に大事なことです。あなたの研究は信用ができるものであり、重要であることを文章を通して読者に説得する必要があります。

 

(5)原稿の準備不足

  • ジャーナルの投稿規程に従っていない
  • 文章が明確でも簡潔でもない
  • タイトル、アブストラクトやカバーレターに説得力がない
  • 文章が冗漫で専門用語を使用し過ぎている
  • 文法上の誤りやスペルミスのようなケアレスミスが非常に多い
  • 表や図の作り方が粗末である

査読者は常に論文の内容と文体とを区別しているわけではないので、非英語圏の著者にとっては大きな問題となるかもしれません。そして質の高い研究であってもネガティブなコメントを受けてしまうことになりかねません。しかしこの5つの問題は、英語圏の友達や同僚に論文を査読してもらったり、プロに論文を校正及びフォーマットしてもらうなどして簡単に解決できます。

今回はジャーナルがリジェクトする一般的な理由についてお伝えしましたが、次回は「原稿の質とは関係のないリジェクトの理由」に焦点をあてて解説したいと思います。

 

過去記事

<ドクターエディ・ラボ>ジャーナルが論文をリジェクトする理由とその対策について(1)リジェクトの一般的な理由(前半)

 

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